協会の概要
「うるおいのある都市」をめざして・・・期待される雨水貯留浸透技術
都市の急激な発展によって山林が切り拓かれ、地表が舗装されると雨水が地中に浸み込むことなく一気に河川に流れ込みます。このため、都市型の洪水が起こる反面、普段は河川の流量が少なく水質が悪化し、地下水も枯れるなどの問題が生じます。また、地下水の低下は渇水の危険を増し、緑地、街路樹などの潤いを失くし、気温の上昇や地中の乾燥化などが生じて、都市の気候変化をもたらすのです。
雨水を貯留させる技術、雨水を地中に浸透させる技術はこのような諸問題の解決に極めて効果があり水害防止だけでなく人々の生活環境の向上にも有益です。
雨水貯留浸透技術は都市の水循環を改善し、都市に「うるおい」を与える大切な技術として大きな期待が寄せられています。
雨水貯留浸透技術協会は、森林、田畑、未開発地等以外の全ての開発地について、それぞれの施設ごとに適切な貯留浸透施設が設置されることをめざして活動しています。
協会パンフレット
協会概要
組織図
名 称 | 公益社団法人 雨水貯留浸透技術協会 |
所在地 | 〒102-0083 東京都千代田区麹町3-7-1 半蔵門村山ビル 1階 tel:03-5275-9591 fax:03-5275-9594 地図はこちら |
沿 革
1988(昭和63)年 8月23日 | 建設省大臣主幹 昭和61年度技術評価課題「浸透型流出抑制施設の開発」について、12社が“建設大臣技術評価書”を交付される |
1989(平成元)年 11月1日 | 上記12社により「雨水貯留浸透技術協会」発足 |
1990(平成2)年 11月17日 | 第1回「社団法人雨水貯留浸透技術協会設立準備会」開催 |
1991(平成3)年 2月12日 | 第2回「社団法人雨水貯留浸透技術協会設立準備会」開催 |
1991(平成3)年 3月4日 | 社団法人設立総会 |
1991(平成3)年 4月3日 | 「社団法人雨水貯留浸透技術協会」設立許可 |
2012(平成24)年 8月1日 | 公益社団法人へ移行 |
2021(令和3)年 4月3日 | 「雨水貯留浸透技術協会」設立30年 |