平成26年に「雨水の利用の推進に関する法律」が施行され、国及び独立行政法人等の建築物には雨水利用が原則整備されることになりました。
令和5年度末時点で、雨水利用施設が全国に約4300か所ある(国土交通省調べ)とされていますが、小規模を加えると膨大な設置数となっております。これらの小型から中・大型の施設を適切に運用するためには、十分な技術を習得した者が管理に当たらなければなりません。
そこで、「NPO雨水まちづくりサポート」では、雨水利用施設の専門の維持管理技術者の資格試験
第9回『雨水活用施設維持管理技士試験』を実施することになりましたので、下記の通りご案内します。
1.開催日時 一次講習(テキストによる自主学習) 令和7年10月1日(水)から10月25日(土)の期間
二次講習(オンライン方式) 令和7年10月25日(土)10:30~16:30
2.講習場所 完全Web方式のため、自宅または勤め先
3.試験場所 自宅または勤め先 記述方式で試験を実施、講習日から2日後までに電子通信で提出
4.受験資格 1)雨水に関する専門性を有する実務経験3年以上の者(書類審査あり)
2)上記以外の受講希望者で、以下のいずれかの資格を有する技術者
技術士、一級建築士、一級建築施工管理技士、一級管工事施工管理技士、
建築物環境衛生管理技術者、浄化槽管理士、浄化槽設備士、建築設備士、
空気調和・衛生工学会設備士、一級ビオトープ計画管理士、
一級ビオトープ施工管理士 等
5.認定費用 受講料1万5千円 認定証発行料5千500円(会員の場合は不要)
6.受付期間 令和7年7月14日(月)から9月12日(金)まで
7.申込方法 1)専用フォームに必要事項を記入し、Eメールにて雨水まちづくりサポート事務局宛に
送信してください。送信後、別途Eメールにて顔写真(jpg形式、データサイズ
500KB〜1MB)をお送りください。
2)上記4の1)に該当する方は実務経験証明書にご記入の上、Eメールにて
雨水まちづくりサポート事務局宛にご送付ください、事前の書類選考を行います
(結果については9月上旬より順次Eメールにて通知いたします)。
8.合否発表 試験終了後1か月以内に連絡先にメールで合格可否の連絡を行います。
合格者には、合格通知書をお送りします。その後認定証も発行します。
9.資格者の利点 雨水活用施設維持管理技士の資格者は、本NPOに登録いただき、
雨水利用施設の管理者に紹介・推薦等を行うと共に、本会主催の講習会等に
割引価格で受講できます。