本手引きは、雨水貯留施設をエコロジカルポンドとして整備するにあたり、その調査、計画、施工及び維持管理に関する留意事項、実施事例を含めた参考資料を紹介。
(平成9年4月発刊)
価格 2,200円(税込)
目次
- 第1章 総説
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- 1.1総説
- 1.1.1 エコロジカルポンドの定義
- 1.1.2 本手引きの目的と構成
- 1.1.3 本手引きの適用対象範囲
- 1.2 エコロジカルポンドの機能
- 1.2.1 エコロジカルポンドの機能
- 1.2.2 エコネットワークの考え方
- 1.1総説
- 第2章 事前調査
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- 2.1 必要調査項目
- 2.2 自然条件の把握
- 2.2.1 調査項目及び対象範囲
- 2.2.2 流域の概要
- 2.2.3 水位・水量、水質・底質
- 2.2.4 生物の生息状況
- 2.3 社会条件の把握
- 2.4 景観の調査
- 2.5 関連計画・関連規制の把握
- 2.6 周辺地域(流域)の将来像の把握
- 2.6.1 将来像の把握
- 2.6.2 ネットワーク化の検討
- 第3章 整備基本方針
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- 3.1 整備目標
- 3.2 基本条件と整備課題の整理
- 3.3 整備の基本方針の検討
- 3.3.1 基本方針の検討
- 3.3.2 平面配置構想の検討
- 第4章 基本計画
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- 4.1 池の構造の検討
- 4.1.1 平面形状
- 4.1.2 縦横断形状
- 4.2 植栽計画の検討
- 4.2.1 必要検討項目
- 4.2.2 植物の種類の選定
- 4.2.3 植栽計画の留意事項
- 4.3 利用施設配置計画の検討
- 4.3.1 湛水状況の把握
- 4.3.2 利用施設の選定
- 4.3.3 利用施設の配置計画
- 4.4 事業化の検討
- 4.1 池の構造の検討
- 第5章 実現方策
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- 5.1 水量・水域の確保方策
- 5.1.1 水源の確保
- 5.1.2 水位変動への対応
- 5.2 水質の改善方策
- 5.2.1 水質水準の設定
- 5.2.2 改善方策
- 5.2.3 池の水域内の水質浄化
- 5.2.4 流入汚濁負荷の除去
- 5.3 生物の生息環境の保全・形成
- 5.3.1 基本方針
- 5.3.2 治水・利水機能確保上配慮すべき点
- 5.3.3 水域における生物の生息環境の保全・形成
- 5.3.4 水際域における生物の生息環境の保全・形成
- 5.3.5 冠水域における生物の生息環境の保全・形成
- 5.3.6 周緑域における生物の生息環境の保全・形成
- 5.4 良好な景観の形成
- 5.5 利用施設の検討
- 5.5.1 利用施設の位置
- 5.5.2 配慮すべき点
- 5.5.3 安全対策の検討
- 5.1 水量・水域の確保方策
- 第6章 施工時の留意事項
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- 6.1 施工に際しての基本方針
- 6.2 環境に配慮すべき視点
- 6.2.1 水環境
- 6.2.2 生物の生息環境
- 6.2.3 生活環境と景観
- 第7章 維持管理
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- 7.1 維持管理における基本方針
- 7.2 植生の維持管理
- 7.3 追跡調査の実施
- 7.4 改善方策の検討と実施
- 巻末資料
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- Ⅰ 調節(整)池等の整備事例
- Ⅱ 参考資料
- Ⅲ 関連基準
- Ⅳ 今後の河川環境のあり方について
(平成7年3月30日河川審議会答申)