「第35回 雨水貯留浸透技術講習会」を、11月14日(木)・15日(金)の2日間で開催し、講師を含め70名以上の方にご参加頂きました、ご参加ありがとうございました。
14日の講習会では、国土交通省 治水課 堤防構造分析官 徳元真一様の「最近の治水行政について」の講演に始まり、当協会 水循環チーフアドバイザー 忌部正博による特別講演「浸透能力算定式の原理と応用」に加え、韓国よりお招きした忠北国立大学 Prof. Hyung Keun Park様に「Roll of Regional Infrastructure Technology Manegement」と題し、英語でのご講演を賜りました。
午後の部では、「総合浸水対策における雨水貯留浸透」をテーマに、国土交通省 下水道部をはじめ、東京都、千葉市の方々に浸水や雨水に関する対策や施策の現状について、また、鶴見川流域、滋賀県での治水への取り組み事例や、名古屋市内でのシミュレーションを基にした雨水対策への提言についてお話を頂きました。
ご講演頂いた内容を一部ご紹介致します。
「減災型治水システムの実現可能性 ~滋賀県の取り組みから~」(ファイル容量:約16MB)
ご講演者:滋賀県立大学 瀧健太郎准教授
15日の見学会では、「さいたまスタジアム2002」の雨水利用施設や隣接した治水施設、“治水”と“環境”の両立を目指し整備された「芝川第一調整池」、分散型⾬⽔貯留施設を導入した「あさかリードタウン」を見学しました。