雨水貯留浸透技術評価認定制度
本制度は、民間における雨水貯留浸透技術の研究開発を促進するとともに、雨水貯留浸透技術の建設事業への適正かつ迅速な導入を目的として平成8年6月にスタートしました。
協会は、評価認定の申し込みがあった技術を評価認定委員会(雨水貯留浸透技術に関する学識経験者で構成される)で審査し、認められた技術に対し、(公社)雨水貯留浸透技術協会会長名の評価認定書を発行いたします。
担当:屋井(おくい)
実施要領
- 技術評価認定・技術推薦(PDF:228KB) 申請様式ダウンロード
- 技術評価認定OEM版(PDF:134KB) 申請様式ダウンロード
- 製品評価認定(簡易認定)(PDF:90KB) 申請様式ダウンロード
受付け審査基準
この基準は、申込みのあった雨水貯留浸透技術に対して評価認定対象の適否を判断するために定めるものである。
- 要領第2条に定められた雨水貯留浸透技術であること。
- 使用実績をもつもの(試験的に供用した場合も含む)。
- 技術向上に寄与するものであること。
- 建設事業において市場性のあるものであること。
- 技術内容を全て評価認定委員会に提出できるものであること。
- 違法性のないものであること。
- 技術内容の審査のため、評価認定委員会が指示する試験等を申込者に負担により実施できるものであること。
- 評価認定委員会が指示する試験に相当する程度の試験成果の蓄積があり、審査に著しく労力、時間、経費を要するものでないこと。
- 技術に関するマニュアル類(施工アニュアル、維持管理マニュアル、品質管理マニュアル等)の整備がなされているものであること。
- 社会的信用の高い法人が開発した技術であること。
評価認定状況 (2022年8月現在) ※以下のバナーをクリックすると、それぞれの一覧が表示されます。(再クリックで一覧が閉じます)
認定番号及び認定名称をクリックすると認定書概要版(PDF)が、認定取得者をクリックすると取得者の情報ページが開きます。▽評価認定一覧(約7MB)※クリックすると、認定一覧PDFがダウンロードできます。
分類 材質・適用用途等 認定番号・名称 認定取得者 認定工法に用いる製品・材質等 有効期限 地 下 貯 留 ・ 浸 透 プラスチック 貯 留 ・ 浸 透 雨水技評 第1号
シンシンブロック槽シンシンブロック 720-2NB型(PP) 2024.6.30 雨水技評 第6号
アクアプラ工法明治ゴム化成
タキロンシーアイA5・A9・A13(PP) 2024.6.30 雨水技評 第9号
クロスウェーブ工法積水テクノ成型 CW-HA・CW-HD・CW-S・CW-N・CW-NS(PP) 2024.3.31 雨水技評 第12号
ニュートレンチ工法秩父ケミカル ニュートレンチ(PP) 2023.3.31 雨水技評 第16号
MA-1工法アロン化成 MA-1(PET) 2023.3.31 雨水技評 第19号
ハイドロスタッフ工法城東リプロン 720RF・720RF+720NS・720NS(PP) 2023.12.19 雨水技評 第20号
プラダム工法秩父ケミカル PD-19(PP) 2024.3.31 雨水技評 第26号
ジオプールAE-1工法日東商事 AE-1(ミックスプラスチック) 2023.3.31 雨水技評 第27号
GEOCUBE(ジオキューブ工法)IHIインフラシステム ジオキューブ(PP) 2023.3.31 雨水技評 第29号
アクアパレス工法トーテツ アクアパレス(PP・塩ビ管) 2026.2.28 雨水技評 第30号
スタジアム工法リス興業
クボタケミックススタジアムⅡ型(PP) 2026.8.31 雨水技評 第31号
レインセーブN工法タキロンシーアイ レインセーブN(PP) 2023.3.31 雨水技評 第34号
エバタプラスチック製
雨水貯留浸透工法エバタ システムパネル,パネケーブ(PP) 2024.6.30 雨水技評 第36号
セルプレイン工法鳥居化成 セルプレインΦ1000~Φ2200(HDPE) 2024.2.29 雨水技評 第42号
ニュープラ工法秩父ケミカル ニュープラ,ニュープラライト(PP) 2028.1.31 雨水技評 第43号
テンレイン・スクラム工法天昇電気工業 テンレイン・スクラム(PP) 2028.2.29 雨水技評(OEM) 第3号
USTシステム(ハイドロ型)物 林 雨水技評第19号「ハイドロスタッフ工法」(PP) OEM版 2023.2.14 貯 留 雨水技評 第14号
セル型構造地下貯留槽トーテツ FAD1~3(PP,塩ビ管)
※雨水利用向き2026.10.19 雨水技評 第44号
スーパージオ工法プラント・ツリース AE-1(ミックスプラスチック)
※建物下に適用可2023.3.31 プレキャスト
コンクリート貯 留 ・ 浸 透 雨水技評 第17号
ハニカムボックス工法松岡コンクリート工業 内高H=750~2000mm 2023.9.30 雨水技評 第18号
ポカラ式雨水地下貯留施設ジョイント 内高H=600~3600mm 2024.6.30 雨水技評 第22号
ミニゲート工法ミニゲート研究会 内高H=1000~2000mm 2025.7.31 雨水技評 第23号
NT式X型雨水貯留槽日 東 内高H=1200mm 2027.3.31 雨水技評 第32号
M.V.P.-Light工法ホクコン
(現:ベルテクス)内高H=750~2500mm 2023.3.31 雨水技評 第35号
ハニカムボックス工法松岡コンクリート工業 内高H=2250~3000mm 2024.1.31 雨水技推 第1号
ツルミ式遊水池鶴見コンクリート 内高H=1500~7000mm 2027.2.13 雨水技評 第46号
アクアポンドL型工法ヤマウ 内高H=1500~8000mm 2027.3.31 貯 留 雨水技評 第2号
NT式Ⅰ型雨水貯留槽日 東 内高H=1500~5000mm 2023.3.30 雨水技評 第33号
M.V.P.Deep工法ホクコン
(現 ベルテクス)内高H=750~2500mm 2023.3.31 雨水技推 第6号
RCプレキャスト部材組立式
雨水貯留施設「M.V.P.システム」ベルテクス 内高H=5000~7000mm 2026.12.16 砕石等骨材
・土壌の空隙利用貯留浸透 雨水技評 第28号
J・ミックス東邦レオ J・ミックス(コンクリートガラ等+土壌) 2028.3.14 貯留 雨水技評 第40号
WT工法(Water Tank)タケウチ建設 地盤改良により底版と側壁に難透水壁を
構築した砕石空隙貯留2027.3.31 縦 型 浸 透 等 既設集水ます等
の浸透化浸透 雨水技評 第24号
EGSM工法スピーダーレンタル Φ160・190・216・350・450
(有孔管・砕石・レインフィルター他)2024.6.30 雨水技評 第38号
GAINA・RI・システムガイナ Φ200,Φ300,Φ400(有孔管・砕石) 2027.3.1 雨水技評 第41号
JSドレーン工法城東リプロン
サムシングスティックフィルター(PP) 2027.6.30 雨水の透過促進 雨水技評 第45号
C-RPA工法キャドテック RPA-F・RPA-T
(ポリ塩化ビニル,ポリエチレン,ポリエステル)2026.10.31 透 水 性 舗 装 ・ そ の 他 表層土壌の
透水・保水改善貯 留 ・ 浸 透 雨水技評 第7号
エコマックス工法エコマック SP-M,SS-M(現地土壌,浄水汚泥他) 2026.8.30 透水正・保水性
インターロッキングブロック雨水技評 第37号
エコブロックBiz工法日本道路
小松マテーレエコブロックBiz
(超微多孔質セラミック他)2024.6.30 透水性
コンクリート舗装雨水技評 第8号
パーミアコン・パーミアストーン佐藤渡辺 パミアコン・パーミアストーン
(ポーラスコンクリート)2023.6.30 駐車マスの
透水・保水改善雨水技評 第39号
コンタイブロック工法中川ヒューム管工業
林 物産CTBB-S型,CTBB-F型,CTBB-G型
(プレキャストコンクリート)2027.3.31 歩道部での路面
排水の貯留浸透と
地表面温度の低減雨水技評 第25号
プラックス工法共和コンクリート工業 支持台,仕切板
(プレキャストコンクリート)2027.3.31 ( )内は材質等 PP:ポリプロピレン HDPE:高密度ポリエチレン PET:ポリエチレンテレフタレート
認定番号・名称 認定取得者 導入技術等 評価内容 雨水流出抑制技評 第1号
ロイヤルタウンみずき野
雨水貯留浸透システム群馬県住宅供給公社 浸透ます
浸透トレンチ
砕石空隙貯留浸透雨水貯留浸透工法による雨水の流出抑制
システムの効果のモニタリングを実施した
結果に基づき評価認定
分類 適用用途等 認定番号・名称 認定取得者 製品規格・特長 等 有効期限 堆 砂 ・ フ ィ ル タ 装 置 初期雨水排除
・ごみ除去雨水製評 第1号
ぶんりゅうⅡ型トーテツ 縦樋からの取水に使用。中・大規模の雨水利用向き
建物から離れたタンクに送水可能。2026.10.19 初期雨水排除
・ろ過・土砂除去雨水製評 第4号
除塵管理桝トーテツ 主に表流水を取水する場合に使用。 2025.3.31 雨水製評 第5号
れいんクルホクコン
(現 ベルテクス)軽量で多孔質の発泡ポリプロピレンン粒子を
ろ材として、汚濁物や油分の吸着する。2025.6.30 雨水浸透ますへの
土砂・ごみの流入防止雨水製評 第8号
OKザールフィルターオーイケ 凸構造により、従来品に比べ、落葉やプラスチッ
クごみが流入しても目詰まりしにくい構造2024.9.30 管口フィルター
(土砂・ごみの流入防止)雨水製評 第9号
ゴミトールプラスエバタ 長短の突起を交互に連続的に配置した3次元的形状
で分離されたゴミに隙間をもたせ通水量を確保。2024.9.30 雨水貯留浸透槽の
土砂堆砂雨水製評 第20号
エバタプラスチック製
パネケーブ沈砂槽エバタ 雨水技評第34号の「パネケーブ」を沈砂槽とし
て活用、人が入り点検・清掃が可能。2025.3.31 浸 透 製 品 浸透ます(透水ます) 雨水製評 第2号
シントーホール(鉄蓋含)雨水貯留浸透
製品工業会丸35,40,50,60,90,120,150(コンクリート)
角45,50,60(コンクリート)2027.5.31 雨水製評 第17号
雨水貯留浸透製品関西ポラコン 浸透ポラコン桝(ポーラスコンクリート)
EMBX2シリーズ2028.3.19 雨水浸透U字側溝 雨水製評 第3号
シントー側溝雨水貯留浸透
製品工業会U250,U300,U400,U500(コンクリート) 2023.11.30 プラスチック製
浸透トレンチ雨水製評 第7号
ハニカムトレンチエバタ 有孔管・砕石不要。 HT-W500-1110,HT-W500-2200
HT-W330-1110,HT-W330-22002024.5.17 プラスチック製充填骨材 雨水製評 第10号
もやいドレーン吉原化工
泰成興業ポリプロピレン製排水ドレーン材。貯留浸透施設
設置の際に、緩衝材・充填骨材として使用。2025.8.16 縦型浸透管
(JSドレーンに適用)雨水製評 第21号
2重管JSドレーンプラス城東リプロン
サムシング雨水技評第41号の「JSドレーン工法」の施工・
維持管理の向上を図るために使用する製品。2025.3.31 貯浸留透 製 品 雨水貯留浸透型側溝 雨水製評 第25号
アクアゲッター日本興業 歩車道境界のデッドスペースに設置する、
大型雨水貯留側溝(プレキャストコンクリート)2026.10.31 貯 留 浸 透 基 盤 雨水貯留浸透基盤材 雨水製評 第11号
グリーンアクアミックスV・K東邦レオ 火山砂利および瓦のリサイクル骨材を原材料
にした植栽の基盤材料2023.3.31 雨水製評 第16号
雨水貯留浸透機能付き
植栽基盤材東邦レオ 多孔質骨材に有機養分を配合した人工植栽基盤材
レインガーデンソイル,ビバソイル,
グラスミックスV,グラスミックスK2023.3.31 雨水製評 第19号
パワーミックスV・K東邦レオ 火山砂利および瓦のリサイクル骨材を原材料
にした植栽の基盤材料2023.8.31 雨水製評 第18号
透水セル帝 人
秩父ケミカルアスファルト舗装直下へも適用可能
(強化型ポリプロピレン)2024.5.17 雨水製評 第23号
軽量人孔土壌
ボストンファームⅡインターファーム 建築現場で発生した ALC(軽量気泡コンクリート)
パネル端材を骨材に完熟堆肥を配合した人工土壌2026.3.31 雨水製評 第27号
エコロベースソイルビルマテル ライフラインより排出されたリサイクル素材を活用した
環境面を配慮した雨水貯留浸透機能を有する植生基盤材2027.5.31 そ の 他 屋上貯留+緑化 雨水製評 第11号
スクエアターフ洪水無用共同カイテック 雨水貯留施設と緑化を組み合わせたユニット式の
流出抑制システム2027.3.31 透水ブロック 雨水製評 第15号
バリアフリー
ペイブSI(エスアイ)日本興業 透水ブロックの空隙・目地部から浸透する雨水を
内部空洞に一時貯留、その後ゆっくり浸透させる2027.3.31 越流装置 雨水製評 第22号
ハイドロスタッフ工法越流桝城東リプロン 雨水技評第19号「ハイドロスタッフ工法」
に用いる越流桝2026.1.19 地下貯留浸透施設
基礎地盤補強材雨水製評 第24号
グランドセル東京インキ 荷重分散により、基礎地盤支持力が改善できる
プラスチック製雨水貯留浸透施設の基礎基盤材
2026.6.30 雨水ます 雨水製評 第26号
機能性雨水マスアロン化成 [フィルター][オリフィス][逆流防止]
それぞれの機能を付加した塩ビ製雨水マス2027.1.31